高齢社会への貢献
訪問歯科診療 (往診)Home visiting dental
近年、高齢者の医療・介護が問題となっております。
日本の総人口は減少傾向をたどるものの高齢化は進み、総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は4人に1人、2035年には3人に1人が高齢者になると予想され、国民の老後の最大の不安である「医療」と「介護」の問題を地域社会全体で支えていくことが重要課題となっております。
実際に歯科医院に通院したくても出来ない方が大勢いらっしゃると伺っております。
また、当院に通院していらっしゃった患者さんが何らかの問題で通院できなくなっても、「かかりつけ医」として一生患者さんをにかかわっていきたいという思いから訪問歯科診療を続けて来ました。
そこで、当院は日本老年歯科医学会の正会員となり、毎年の学会参加や各種セミナー・研修会参加等により訪問歯科診療の研鑽を積んでおります。
当院が困難な患者様のご要望にお応えする為に、ご自宅や施設に伺い、歯科治療や口腔ケアを行うのが訪問歯科診療です。
当院では、訪問歯科診療を行っております。訪問歯科診療では、ご家庭の環境や患者さんの全身状態により治療が制限される事もございますので、ご了承の程宜しくお願い致します。
訪問歯科診療のご依頼時の確認
初回訪問時は当院で対応可能かどうかを確認させて頂きます。
対応が困難であれば歯科医師会と連携を取らせて頂きます。
初回訪問時までに以下のご用意をお願い致します。
1、健康保険証と介護保険証
2、服薬確認の為にお薬手帳
現段階では木曜日に訪問歯科診療を行っております。
訪問歯科診療器械
最新型訪問歯科診療用器械を常備しています。
かなり軽くなり持ち運びには便利になりそうです。
場所を取るのが難点ですが何とかなりそうです。
多職種連携
第6回 茨木市の在宅療法を支える会 参加
令和4年7月23日、茨木市歯科医師会会員の立場として「第6回茨木市の在宅療法を支える会」に参加させて頂きました。
医師・歯科医師・薬剤師・訪問看護師・介護支援専門員・行政の担当者等茨木市の在宅療法に関わる方々と一緒に学び情報を交換する良い機会でした。
WEB参加でしたがコロナ渦の中ではチャンスでもあります。
今後、益々必要性が高まりますから茨木市の医療インフラを支える一人として研鑽していこうと考えています。
第4回 茨木市の在宅療法を支える会 参加
令和1年8月3日は多職種連携を推進する目的で、第4回「茨木市の在宅療養を支える会」に参加して来ました。
行政・医師会・歯科医師会・薬剤師会・その他の看護師・ケアマネージャー・訪問看護ステーション・歯科衛生士・介護職の方々と講演会・ワークを通じて実りある研修でした。
茨木市の在宅療養に向き合う意気込みを感じました。
「言うは易しく、実践は難しい」と以前から言われる医科歯科連携・多職種連携。
茨木市も長寿高齢化に支える方々も高齢化してきています。
さらに人出不足や働き方改革等にも向き合う必要性があります。
まずはこのような研修会に積極的に参加し、多職種の方々と顔の見える関係を築いていこうと考えています。
鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 摂食嚥下リハビリテーション講座 修了
日本口腔衛生学会認定地域口腔実践者研修会 修了
日本老年歯科医学会学術大会 参加実績
第35回学術大会 参加
日本老年歯科医学会第35回学術大会 参加
令和6年6月28~30日
会場:札幌コンベンションセンター
主催:日本老年歯科医学会
第34回学術大会 参加
日本老年歯科医学会 第34回学術大会 参加
令和5年6月16~18日
会場:パシィフィコ横浜
主催:一般社団法人 日本老年歯科医学会
第33回学術大会 参加
日本老年歯科医学会 第33回 学術大会 参加
令和5年6月10日~12日
会場:新潟市民芸術文化会館
主催:一般社団法人 日本老年歯科医学会
大会長:小野高裕先生
(新潟大学大学院医歯学総合研究科 包括歯科補綴学分野 教授)
大阪府後期高齢者医療歯科健康診査説明会 参加
令和1年8月2日
後期高齢者医療歯科健康診査説明会 参加
主催:一般社団法人 茨木市歯科医師会
訪問歯科診療支援ポータブルシステム研修会 参加
訪問歯科診療関係 研修会 受講・修了証
茨木市歯科医師会 在宅歯科ケアステーション
一般社団法人 茨木市歯科医師会には、在宅歯科ケアステーションが設置されています。
在宅歯科診療についてご相談を希望される方は参考にして下さい。
在宅・施設の関係者の皆様へ
在宅
・養護老人ホーム
・ケアハウス(経費老人ホーム)
・有料老人ホーム
・小規模多機能ホーム
・グループホーム(認知症対応型生活共同介護)
・高齢者専用賃貸住宅(高専賃)
・宅老所
施設(社会福祉施設等)
・介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム:特養)
・介護老人保健施設(老健)
・介護療養型医療施設(老人病院)
・歯科のない医療機関(病院・診療所)
・療養施設(入所)
・更生施設(入所)
・授産施設(入所)
・ショートスティ(短期入所生活介護)
等にも訪問並びに連携対応が可能でございます。
お気軽にご連絡をして頂ければ幸いです。
研修実績
オーラルフレイルセミナー 受講
10月15日は京都府歯科保険医協会のウェビナーでオーラルフレイルを勉強させて頂きました。
講師は医科歯科衛生士科出身で歯科衛生士の小原先生。
市民公開講座ということもあって内容が簡単だったというのもありますが90分ノンストップのプレゼンに上手くまとめられていました。
個人的には、
1.コロナ禍で社会的活動3割減。
2.認知症予防に社会との繋がり重要。
3.栄養接種にはタンパク質が重要。タンパク質接種の為に口腔管理が重要。
このあたりが勉強になりました。
スタッフと患者さんへの情報提供に役立てます。
訪問歯科セミナー 受講
8月15日
訪問歯科セミナー 受講
講師:生田図南先生
天草訪問歯科クリニック 院長
主催:デントランス株式会社
訪問歯科診療・口腔ケアセミナー 受講
7月24日、東京都歯科技工士会主催のオンラインセミナーで訪問歯科のパイオニア・加藤先生と口腔ケアや口腔リハビリで有名な黒岩先生から勉強させて頂きました。
先人の経験から学べるよい機会でした。
出来る歯科医の特徴は、
1,自分で体験している。
2,解剖を理解している。
3,写真や動画で記録を残している。
4,今ある物を工夫して利用している。
ここは共通点と思いました。
咽頭ケアにまで踏み込んでいるのはさすがです。
様々な症例提示でたくさんの学びを得ました。
高齢者の口腔ケアセミナー 受講
令和4年6月5日、ライオンのセミナーで高齢者の口腔ケアを勉強させて頂きました。
舌や口蓋に付いたキツメの汚れを取るにはジェルを10分程度馴染ませると取れる可能性があるらしいです。
10分も待てるかどうか分かりませんが臨床に反映してみようと思います。
訪問歯科診療セミナー 受講
4月14日は大手歯科器械メーカー・株式会社ヨシダのWEBセミナーを受講しました。
テーマは訪問歯科診療の医療事務の基礎知識。
なかなか複雑です。
しかし現在の日本の医療は在宅医療へのシフトは鮮明です。
訪問歯科診療は開業以来取り組んではいますが、人材や時間の確保等が難しいのが現実です。
時代の流れに沿うように研修を継続していきます。
摂食嚥下障害セミナー 受講
令和4年3月24日
摂食嚥下障害セミナー 受講
演題:摂食嚥下障害の評価と訓練の実際
講師:東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 老化制御学系 口腔老化制御学講座
摂食嚥下リハビリテーション学分野 教授 戸原 玄先生
日本老年歯科医学会 オンライン研修会 参加
令和4年1月21日
日本老年歯科医学会
オンライン研修会 参加
テーマ:コロナ渦における在宅訪問の実践的対策
講師:篠原弓月先生
口腔栄養サポートチーム
「レインボー」歯科衛生士
主催:日本老年歯科医学会